これは私のおじいちゃんがお風呂場で倒れてしまった時の話です。
当時私は11歳で、とっても印象に残っている出来事でした。
お風呂場で人がたおれていたら

その日おじいちゃんの家に泊まっていた私はお風呂に入りたいと言われてお風呂を沸かしていました。
おじいちゃんは大のお風呂好きでその時のお風呂の温度は43度でした。
私も小学生だったため、お年寄りにとって暑い湯船が死に関わるほど危険なことだとは微塵も思っていなかったのでなんの躊躇いもなく、おじいちゃんのために熱いお湯を沸かしていました。
おじいちゃんの年齢は92歳でした。
あとから調べてみると急に暑いお湯につかるとヒートショックという突然死の事故が多いことを知りました。
そして私はそんな事も知らずにおじいちゃんがお風呂に入っている時コタツでぬくぬくと昼寝をしていました😅
寝ている時に「がたん!」と音がしたのを覚えています。ですがその時はなにか落としたのかなと思って私は昼寝を続けてしまいました。
時間が経ってもおじいちゃんがお風呂から出てこないのが不思議になって、「おじいちゃん?」と何回も呼びましたが、応答なし。
お風呂場を除くのを少し躊躇っていましたが開けてみると、、、
おじいちゃんは顔半分が湯舟に使っていました。
私はすごいパニックになってどうしようどうしようと駆け回っていました。
私はまずおじいちゃんを湯舟からだすことにしました。当時11歳にしては身長が大きかった方ですが、人1人持ち上げるのは結構きついなと思ったのを覚えています。
湯舟から出したら私は脈を見ました。今考えるとよくこんな感じで動けたなと思います。この出来事の少し前に、通っている小学校がちょうど保険週間で脈の測り方講座をしていたのが助かったなと思いました。今まではそんな講座めんどくさいなと思っていましたが、もしもの時のために必要な知識だと実感しました。
近くの人に頼る

脈を測ったらまだあったので救急車を呼ばなきゃいけないと思いましたが、その当時まだ救急車の番号を覚えていなくて、おじいちゃんの家の住所も分かりませんでした。
なので私はすぐ隣の老夫婦の家に行って「救急車をよんでくれませんか?おじいちゃんが倒れちゃって」と言って、救急車を呼んでもらいました。
お隣の老夫婦はとても親切な方で救急車が来るまでの時間に、私が1人で抱えきれなかったおじいちゃんを浴槽から出してくれて心臓マッサージをしてくれました。こんな経験は初めてでそうそう経験することがないのでこの対応が普通なのかわかりませんが、とてもお隣の老夫婦には助けられたと思います。
救急車が来たら?

救急車が来た時にはちょうどおじいちゃんと一緒暮らしていた私のおじさんが帰ってきてくれました😌
後から話を聞くと家の近くで仕事をしていて救急車が通ったのでもしかしたらと思って急いで帰ってきてくれていたらしかったです。連絡もしていなかったのに、偶然できてくれたのでこんなことが起きるんだと、とてもびっくりしました。
そんなこんなで救急車に同乗したのは私のおじさんでした。
帰ってきてくれなかったら私が救急車に乗っていたと思います💦
救急隊員の方にすごい速さで状況を聞かれて、とても困惑していたのを覚えています。
警察が来る

救急車が来てもう大丈夫だと思って私は落ち着いて寝ていたんですが、深夜の2時ぐらいに警察の人が来たんです。
おじいちゃんが倒れていた時私しか家にいなかったという事で、私は初めて事情聴取されました。
今考えると
とも思いますが、警察の方も少ない可能性でも情報を整理しないといけないお仕事ですから、致し方ないことなのだと思います😅
この事故は事件性があるかないかとか、倒れた時の事とかいろいろ聞かれて、刑事ドラマのようなことがおきてとてもびっくりしました。
すぐに事が進んでしまう
救急車に運ばれて1度は息を吹き返したらしいですが、そのまま救急車の中で死んでしまいました。
まだまだ長生きするだろうと家族みんなで思っていたので、突然の死にびっくりしていました。
そして1週間ぐらいでお葬式の事など色々なことが決まりました。私は第1発見者として警察での事情聴取やお葬式の話などいろいろなところに立ち会うことになりました。
人を助ける知識の重要性

人を助けるにはたくさんの知識が必要です。
私もこの経験を通していつ誰がどんな時に命の危険に晒されていても適切な対応ができるように最低限の医療知識が必要と思い勉強するようになりました。
脈を測ったり救急車を呼べたり、心臓マッサージの方法も使う機会がいつ来るかわからないですが絶対に必要です。
いつ人が倒れている状況に直面するか分かりません。後から後悔することにないように若いうちから人を助ける術を身につけていってください。